その後、破片を譲り受けた男性が水で洗ったところ、人面のような模様に気付いた。男性は平成15年、冨山市教委埋蔵文化センターに連絡。調査の結果、北陸で初の出土となる縄文時代中期(約四千五百年前)の顔面把手付き土器の一部であることが分かった。冨山市直坂(大沢野)の遺跡から出土したものだった。
破片に、丸顔とつり上がった切れ長の目とまゆが確認できる。首の部分と裏側には、北陸の土器特有のつめ跡のような文様がある。口径約40センチの鉢形土器の口緑部から突き出るように取り付けられていたと考えられる。
顔面把手付き土器は、長野や山梨に多く見られる。土器を母と見立て、口縁部に顔、器の部分は胎内、器外側の中央部には子宮から出てくる新生児の顔が描かれ、出産儀式や子孫繁栄を祈る祭祀に利用したと見られる。
大沢野地域で見つかった人面の破片は長野の土器と酷似しており、長野との交流を物語っている。(10月16日 北日本新聞より)
縄文時代の実物人面土器が、富山県にあるとは!、一度は近くだし見てきたいと思います。どんな顔を描いてあるか、興味深々!
詳しいことは(直坂遺跡・顔面把手付き土器)、直坂遺跡で検索して
冨山市埋蔵文化財センターのホームページを閲覧してもらえば、詳しい事が、載っています。
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